将来を予測する先読みの地図判読(その2)【ラジ館店】


コンパスを活用して目的地までたどり着く技術

天気が秋らしくなってきたこの頃ですが、お体に変わりなくお過ごしでしょうか。
秋の登山は天気が急変しやすく、特に高山では、急な積雪もあるかと思います。
装備や計画、体力等の準備を万全にして、お楽しみください。

さて、知らない土地や登山などで、効率的な移動や危険の回避に必要な地図判読を追って行くシリーズの第2回。
今回は、「どの方向に移動すれば、行きたい場所に向かう事ができるか。」を取り上げたいと思います。
機能が豊富なGPSがあれば、地図上に行きたいポイントを入力してルート設定すると自身が向かうべき方角が表示されます。
しかし、GPSはバッテリーが必要だったり、バッテリーが嵩張る、重いという不利点があります。
一方、コンパスと地図は、軽くて、落とさない限り無くなる物ではないので、非常に扱いやすいです。
さらに、コンパスと地図の慣熟は、本シリーズのテーマである先読みに繋がります。

 

経路の維持にはベースプレートコンパスが便利

まずはじめに、今回使用法をご紹介するコンパスについてご説明します。
下写真のコンパスは、「BRUNTON TruArc™10」というベースプレートコンパスです。
ベースプレートコンパスは、進路を維持して歩く用途に使いやすいコンパスです。
軽くて、片手で持ちやすい作りになっているため、長時間持ち続けてもレンザチックコンパスと比較すると疲れ難いです。
また、厚みが薄いので、ポケットから出し入れがしやすいことと、ポケットの中で嵩張らないという利点があります。
名称は、下図をご参照ください。

 

コンパスに進みたい方角を記憶させる

では、登山をしていて分岐点に到着したら、どちらの方角に進めば良いかを一例にして、使用法をご紹介します。

先ず、地図上で自身のいる位置から進みたい方向にコンパスを向けます。
次に、コンパスを自身のいる位置からの経路上に、側辺を沿わせて置きます。
そして、導矢が地図上の0°(北の方向)に向く様にダイヤルを回し、さらに偏角の修正を行います。
偏角の修正は、前回「将来を予測する先読みの地図判読(その1)」で触れていますので、以下ご参照ください。

将来を予測する先読みの地図判読(その1)【ラジ館店】

今回は、反時計回りに7°ダイヤルを回します。
この作業をすることで、偏角7°を足したことになります。
地図を家に見立てると、家から出る時にはコートを着る(偏角を足す)様にします。

  

 

コンパスを使って進路を維持する

これまでの作業で、コンパスに対して自身が進むべき方角を記憶させることが出来ました。
次は、このコンパスを使用して、進路を維持しながら歩くことになります。
今回は持ち方のみをご紹介します。
下図の様に、コンパスをおへその前に真っ直ぐ持ちます。
そして、導矢と磁針の向きが揃う様に自身の向きを変えます。
後は、自身の向いている方向に進みます。
この時、片手で持つと楽に持つことが出来ます。
大きな岩や谷、崖等があり、真っ直ぐ進めないときは、トラバースすることになりますが、こちらは別の回でご紹介します。

 

より安全なアウトドアライフの為にも是非コンパスを

これまでご紹介した方法で、「どの方向に移動すれば、行きたい場所に向かう事できるか。」が分かります。
通常は、分岐点に標示板があればすぐにどちらの方角に進めば良いか分かります。
しかし、標示板が無いということや、標示板が間違えている(倒れた標示を直した時に向きが変わる等)ということは十分にあります。
そのため、コンパスを使えるという事は安全に歩くために必要な技術と言えると考えます。

 

地形図を読むことが出来れば、より将来的な見積もりが立つ

今回は、先読みといっても、直近で自身が行うべきことが分かる、といったものでした。
今後の回では、地形図も活用することで、これから行く場所がどのような場所かイメージする、ということもご紹介したいと思います。
これから行く場所がイメージできれば、計画を立てることが出来ます。
そして計画に基づき、必要な準備物を用意したり、自身の体力に見合った行程を組んだりすることが、安全な行動に繋がります。
このように、コンパスや地形図に慣熟することで、さらに先を読むことが出来るようになります。

店頭には、今回ご紹介したコンパスの使い方を体験して頂けるコーナーがありますので、ご来店の際はスタッフにお声かけください。

 

 

 

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