今年も行ってまいりました!アメリカ ラスベガスで開催されたショットショー2013。

今年はA-TACS LE始め新型カモや新型装備が展示されると言う事でワクワクしながらいざ出発!っと思いきや1月14日の大雪とフライトが見事に重なり、いきなり機内に4時間以上缶詰め(>_<) 飛び立つ前にくたくたになったザキヤマ隊長、音吉、横田店きるゆの3名がショットショーをレポートいたします!(※写りの悪いお見苦しい写真もあると思いますがご容赦くださいませ。)


最初に行ったのはファントムでもおなじみのTACTICAL PERFORMANCE社ブース。米軍特殊部隊、オーストラリア特殊部隊他、世界各国の特殊部隊を中心に装備を供給している注目のメーカーです。

TP社のA-TACS FG装備。写真では分かり辛いですが、隅々まで戦闘に特化した作り込み。アフガンで使用している特殊部隊員から「CRYEを超えた」とコメントされたと言うクォリティー。

引き続き毎回斬新なアイテムを発表するCRYE PRECISIONブース。ニューヨークにデザインラボを置くこの会社は製品もそうですが、全てにおいてハイセンスです。

今回一番目を引いたのがピンナップガールがマルチカムを纏っているカレンダー。※お土産プレゼントをご用意していますので最後まで是非ご覧ください。

CRYEブースではコンパニオンさんがこのカレンダーにサインして12$ほどで販売していました。

気になる製品ですが、イチオシはマルチカムでは無く、ソリッドカラーのコンバットシャツ、パンツでした。

こちらはマルチカム塗装を施したラリー専用車。このカラーリング&車体を受注生産します。楽しけりゃなんでもありって感じ。

車名はMULTICAM RALLY FIGHTER。これで特殊部隊員が中東の砂漠を移動する。のでは無く、あくまでCRYE社のお遊び(?)部門のようです。MULTICAMで大儲けしたので、趣味に走っている感ムンムンです。

マルチカム装備やプレキャリ、ヘルメットも展示されていますが、斬新な新製品はありませんでした。

ローマ帝国の兵士を思わせるヘッドボーンシステム。エアフレイムヘルメットに装着するアタッチメントです。

ヘルメット大好ききるゆ君大喜び。「こうなるんですね!」(見れば分かるよ!w)

マルチカムのパイル&フックやテープ類、ジッパー類も抜かりなく用意されているのはさすが。

続きまして注目度No1、A-TACSブース。今回は事前に新色「A-TACS LE」が発表されるとの情報があり、目的の一つでした。

こちらがLOW ENFORCEMENT(法執行)向けに開発されたA-TACS LE。市街地区域での迷彩効果を考慮した配色となっている。

すでに同色のプレートキャリアなども試作されており、発売も間近な様子です。展示品は試作段階で実際は改良しながら製品化して行くとの事でした。どれほどの迷彩効果が興味シンシンです。

A-TACS AUとFGのフル装備展示。すでにアメリカ軍特殊部隊他で使用されています。

ちょっとトイレタイム。なんと便器にもブース告知が!こんな所にアメリカらしさを感じて感心してしまいました。日本もこのくらいの遊び心が欲しい所ですね!

OAKLEYブース。マルチカムの新シリーズが発表されていました。ファントムでも販売に向けて交渉開始!

と思ったらきるゆ君がちゃっかりキャンギャルのサインをもらってますw

なんちゅ~笑顔じゃ!w 鼻の下を伸ばすってこういう事なのね。

どんどん進んで次はマグプルブース。ほとんど製品展示は無く、あるのはデモンストレーションのワーゲンバン(天井にM134ミニガン設置バージョン)とバイクが人だかりに!

ブースの中央に展示されていたBUELL(ハーレーベースのスポーツバイク)と思われるバイク。

マグプルのクランクケースカバーが付き、マフラーはRONIN(浪人)と描かれています。なんのこっちゃ!? 当然販売はされない物と思われます。

KRYPTEKブース。好調なのか去年よりブースも広く、品揃えも増えています。

ハイランダーのカラーバリエーションMANDRAKE。ミリタリーラインが増加中です!

デザートカラーバージョンのNOMAD。後出しますが他のメーカーブースにも同カモ製品が出ていました。

アーバンカラーのTYPHON。SWATなど大都市の警察需要がターゲット。

アメリカのミリタリー卸しメーカー大手、ADSブース。ACUの後を狙って新型迷彩を展示。デジタル系ですね。

リーボックブース。コンバースのミリタリーブーツ部門を買収(?)、今後は同じデザインのブーツがリーボックから発売され、早くもファントムに入荷です!

HTCの新型迷彩を使ったプレートキャリア。プレキャリも全体的に軽量化の傾向が強いです。

BLACK HAWKブース内のEAGLEコーナー(ご存知の通りEAGLEはBLACKHAWAK傘下に入っています)。抜き型を使ったパッチが新しくてカッコ良いです。

日本でも人気のミステリーランチ ブース。LUPUSカモのバックパックを作ってます。

アンダーアーマーブース。アンダーアーマーは「タクティカル」と「アウトドア」で別々に2ブース出展していました。こちらはアウトドアブース。


アンダーアーマーも製品展示よりも巨大車両ディスプレイがブースのほとんどを占めていますw イメージ優先なのか単に出展社の趣味なのか??


どのくらい巨大かと言いますと…、こんな感じです。僕が住んでる家よりも大きいのではないか?と思うくらいデカイっす。

TRU-SPECブース。おすすめはこちらのタイガーパターン。なんか見た事あるようなカラーリングなのは気のせいか?

タイガーストライプはファンに根強い人気です。

米軍にBDUを納品する事で有名なPROPPERブース。ニュースで話題になっている通り、米軍の軍事費削減により、警察やPMC、シビリアン(民間マーケット)向けの製品を強化しているとの事でした。


ARC’TERIXブース。デザイン性に優れ、個人的に好きなメーカーなのですが、お値段もかなりお高めなのであります。

アウトドアメーカー色の強いARC’TERYXですが、マルチカムの戦闘用上下やバックパックのミリタリーラインを発表。

一日目の行程を終えて、ショットショー会場の近くにあるアウトレットモール「ファッション・ショー」に行きました。ナイキをはじめシューズ類は日本とさほど変わりませんが、アメリカンブランドの服などは日本で買うより全然安いので是非行きたい所です。

この日はファーストフード店で晩御飯。ラスベガスと言う事できるゆくんはジャケットスタイルにコスチュームチェンジしています。しかしでかい口だな~。巨大なベーコンサンドは結局食べきれませんでした。

さて二日目はショットショーの約1/3を占める銃器を中心にご紹介します。
銃器マニアのきるゆ君が書いている横田店ブログhttp://pyoko.militaryblog.jp/と被っている部分も多いですが、ご覧ください。

まずはSIGブース。鉄道車両から始まったメーカーですが(現在はアメリカの会社)、高精度な銃器で有名です。 SIG製M4とも言える516シリーズ。


ドイツを代表する銃器メーカーH&K。かの有名なMP5やG36を製造するが、M4の近代改良版416、417が加わった。工業製品で世界トップレベルのドイツが作りだすM4は無条件で素敵なのです。

有名巨大メーカー以外のカスタムメーカーも人気です。こちらはTANGO DOWN。SCARをベースにカスタムが施してあります。

自分の東京マルイ製SCARもこんな風にカスタムしたいな~。


ショートバレル、VLTORストック、ロアレシーバーにTABGODOWNとECR-4の刻印が入る。民間向けなのでセレクターにバーストは付いていないようです。

オリジナルのTシャツなど即売しているブースも多いです。TANGODOWNもオリジナルTシャツを販売していました。$10と激安だったのでお土産で購入。

上:警察強襲迷彩RAID、中:HIGHLANDER、下:スノーカモYETIの迷彩塗装が施されている。

個人的に大好きなメーカーSTI(Science Technolgy Ingenuity)。ガバ系中心のカスタムメーカーです。

老舗メーカーらしく奇抜な新しさは無い物の、質実剛健なデザイン。以前撃った時の反動がまさにニュートラルと言った感じ。

STI-EXECUTIVE。多弾装マグが入るグリップ、ルミサイト他トリガー、ハンマーなど全てオリジナルパーツ。スライド部の削り出しが美しすぎるのであります。

普段触れない実銃をこの時ばかりは触りまくって、手に感触を残します。後でこの感触を思い出しながらご飯を3杯食べるのです。


CAAタクティカル。SIG226をマシンピストルに変身させるパーツです。アサルトライフルに比べ携帯性に優れ、命中精度が格段にアップします。


CARACAL。欧米メーカーが多い中、アラブ首長国連邦のガンメーカーです。

ハンマーが外に出ない内蔵型、強化樹脂BODY、トリガー&セイフティーとGLOCKに近い構造。

アラブ首長国連邦で製造される最初のピストルとなり、日本ではあまり有名ではありません。現在はカラカルUSAもあり。

ハンドルにショットガン、アサルトライフルが取り付けられ、弾箱を満載したリヤカーを牽引する自転車(笑)。こう言うジョークが好きな人ってどこの国にもいるんですね。

BLACK RAIN ORDNANCE INK。バイオハザード マークを使っているのでどんなカスタムなのか興味津津で見に行きました。

オリジナルのハンドガードに迷彩塗装を施したライフル。セレクターレバーやグリップなどもオリジナルカスタムが施されています。

FREEDOM FIGHTER(自由の戦士)と名付けられたMODEL。ものすごく沢山のアタッチパーツを付けられそうなレール一体のハンドガード。

大型動物向けの7.62㎜弾使用のようですが持って見ると外観から受ける印象と違いかなり軽かった。こちらはDIGI TANに塗装されたモデル。ミリタリーでは無く狩猟狙撃向けのようです。

コロラド州LARIMER COUNTY SHERIFFの巨大な装甲車。警察が使用するのでしょうが、こんな装甲車が必要って、どんな凶悪犯相手なのでしょう??

またまたどれぐらい巨大かと言いますと、これぐらいです。4tトラックぐらいでしょうか。さすがにこれを日本に輸入して乗ってる人はいないだろうな~。

続いてまたしても巨大車両。こちらはTOYOTAのTUNDRAのカスタム。FISHINGと描かれているので釣り用と思われますが、さすがアメリカの釣りはスケールが違いますねw 身長176㎝の僕がミニチュアサイズになってます。

この日はステーキを食べました。一番小さくて2パウンド(800g)。食べきれるか不安だったのに加え、「ウェルダンで」と言ったのにウェイターさんには「レア」と伝わってしまったようで、ご覧のような素敵な状態。でも完食しましたよ!

この日はストラトスフィア(成層圏の意)に行きました。高さ350mのタワーとカジノ・ホテルが一体になっています。

東京タワー(333m)のてっぺんぐらいの所にいくつか絶叫アトラクションがあります。
さすがアメリカ!!w こちらは外側に張り出したアームが超高速で回転する乗り物。死んでまうがなーー

タワーの最上部にある打上式フリーフォールBig Shot。東京タワーの一番てっぺんより高い所から宇宙に向けて打ち上げられます。マジ天国に一番近い乗り物。「それではみなさん さよ~なら~~」っと言いつつ天空の彼方に消えて行ったきるゆ君でした。

翌日はせっかくのラスベガスなので、砂漠でのデザートシューティングです。 デザートシューティングツアーさんhttp://www.desertshooting.com/にお迎えに来て頂き出発~

ラスベガスの市街地を南下、マッカーラン空港を過ぎてさらに30分ほどの砂漠地帯に行きます。

辺り一面荒涼とした粒の大きい砂漠と大きめの岩が転がっているような場所で、まさに「火星」のような場所にシューティングレンジがあります。近くには四駆や二輪が楽しめるオフロードコースもあります。うらやましい環境です。

中は広大で、ハンドガンレンジにライフルレンジに分かれてます。ハンドガンレンジは20mほどでしょうか。ライフルレンジは200m300m400m500m800mにメタルターゲットが有り本格的なゼロインが楽しめます。

まずはマニアックな個人的趣味でスタームルガーのMkⅡ。MkⅡはリムファイアの22口径で小気味よい撃ちごたえと扱いやすさ、集弾性含め大変気に入りました。

よく暗殺モノの映画でサイレンサーを内蔵して登場しておりますが、その理由がよくわかりました。

今回使用した弾丸。銃と弾丸の数で料金が変わります。気になるお値段はドアtoドア送迎、銃・弾丸全て込みで260$(20,000円位(まだ円高だった当時1$:80円で計算)。
今は円安なので23,000円くらいでしょうか。う~ん、アベノミクス。

続きましてSIG P226TB。226シリーズは日本の自衛隊でも一部採用されている有名なハンドガンです。

ダブルカラムで装弾数が15+1計16発。銃個体による差なのか、この時のSIG P226は弾着が下に行く大変相性の悪い銃でした・・以前・ハンブルクで撃ったグロックの集弾性に比べるとなんだか見た目の割に性能はぼんやりで個人的にはやや扱いにくい印象でした。


今回のシューティングで一番感動したのがMP5。ドイツH&KのG3をベースに開発された、世界で一番使用されているサブマシンガン。

フルオート射撃で「パラララ」といった擬音語がまさに的確、独自のローラーロッキング機構で大変扱いやすい銃でした。

SASが採用するわけだ・・・とうなずける性能でよく当たる上に反動が少なく、素敵な一丁でした!

同じくH&K416.バイポットにセットして長距離狙撃。アメリカ陸軍がM4カービンの改修をH&K社に依頼して作られたM4エンハンスドモデル。416が5.56㎜、417が7.62㎜。

HK416はシッティング(座り姿勢)で撃ったので反動は全くなく、200m先のターゲットに撃ってから2秒後に「コン」というメタルターゲットに当たる音が聞こえてました。弾着までの時間差が分かります。416シャープでかっこよかったです。M4との撃った違いは正直わからなかった(笑)

ファクトリーロード弾。狩猟など行う方は対象物や気温などを考慮して手詰めするらしいですが、こう言った射撃時はなるべくファクトリーロードを使いたい物です。

東京マルイさんからも電動ガンが発売されていますよ。

ちなみに送迎とインストラクションをしてくださる方はもと自衛隊員で銃の知識も豊富、アメリカ在住14年とラスベガスを知り尽くした方なので、総合的に任せて安心という感じでした!

ラスベガス最終日、元米陸軍長距離偵察部隊だったTさん、元米海兵隊 デビルドッグこと越前谷さんと共にジャパニーズ居酒屋で飲み会。すごい話をイッパイ聞けましたが、国益に係る重要な内容も多いので、ここではとてもご紹介出来ないのです(悪しからず)

膨大な写真や資料でご紹介出来るのはほんの一部分でしたが、本場アメリカのショットショーの雰囲気が少しでもお伝え出来たら嬉しいです。ショーで発注した商品も続々入荷し始めましたので、ファントムHPとメルマガチェックは忘れずに! それではまた来年のショットショーまで「アディオス・ラスベガス~」

 


それと忘れちゃいけない!恒例ショットショーお土産プレゼント!! メルマガ発送後よりファントム通信販売でご購入頂きましたお客様より抽選の上、ショットショーでゲットしたお土産をプレゼントさせて頂きます。
※当選発表は商品の発送をもってかえさせて頂きます。お楽しみに!

https://www.blog.phantom-web.com/wp-phantom-blog/wp-content/uploads/2013/03/title.jpghttps://www.blog.phantom-web.com/wp-phantom-blog/wp-content/uploads/2013/03/title-150x150.jpgphantomSHOT SHOWイベントレポート今年も行ってまいりました!アメリカ ラスベガスで開催されたショットショー2013。 今年はA-TACS LE始め新型カモや新型装備が展示されると言う事でワクワクしながらいざ出発!っと思いきや1月14日の大雪とフライトが見事に重なり、いきなり機内に4時間以上缶詰め(>_<) 飛び立つ前にくたくたになったザキヤマ隊長、音吉、横田店きるゆの3名がショットショーをレポートいたします!(※写りの悪いお見苦しい写真もあると思いますがご容赦くださいませ。) 最初に行ったのはファントムでもおなじみのTACTICAL PERFORMANCE社ブース。米軍特殊部隊、オーストラリア特殊部隊他、世界各国の特殊部隊を中心に装備を供給している注目のメーカーです。 TP社のA-TACS FG装備。写真では分かり辛いですが、隅々まで戦闘に特化した作り込み。アフガンで使用している特殊部隊員から「CRYEを超えた」とコメントされたと言うクォリティー。 引き続き毎回斬新なアイテムを発表するCRYE PRECISIONブース。ニューヨークにデザインラボを置くこの会社は製品もそうですが、全てにおいてハイセンスです。 今回一番目を引いたのがピンナップガールがマルチカムを纏っているカレンダー。※お土産プレゼントをご用意していますので最後まで是非ご覧ください。 CRYEブースではコンパニオンさんがこのカレンダーにサインして12$ほどで販売していました。 気になる製品ですが、イチオシはマルチカムでは無く、ソリッドカラーのコンバットシャツ、パンツでした。 こちらはマルチカム塗装を施したラリー専用車。このカラーリング&車体を受注生産します。楽しけりゃなんでもありって感じ。 車名はMULTICAM RALLY FIGHTER。これで特殊部隊員が中東の砂漠を移動する。のでは無く、あくまでCRYE社のお遊び(?)部門のようです。MULTICAMで大儲けしたので、趣味に走っている感ムンムンです。 ...ミリタリーサープラス・アウトドアグッズショップ ファントムブログ