◎靴選びは、目的選びから
昨年に、靴の選び方をご紹介してから、ラジ館店で取り扱っている靴には新たなラインナップが増えています。そこで今回は、前回ご紹介した靴を選ぶときに気にかけたいポイントを切り口を変えながら改めてご紹介し、靴の選び方についてどのような用途と視点で選ぶと良いか、新しい靴のラインナップをご紹介しながら見ていきたいと思います。タクティカルシューズやトレッキングシューズは作りがしっかりしているので、アクティブな活動場面できっと活躍してくれますよ。
※靴を試着するときに注意したいこともよろしければご覧ください。
→「やらないと損!靴を選ぶときに注意したい厳選5項目【ラジ館】」
◎靴選びで見たい簡単な5つのポイント
ポイント1「丈の長さ」
まず一番わかりやすく靴の見た目に違いの出る、丈の長さからご紹介していきます。
一番丈が短いローカットは、馴染のある見た目だと思います。足首の自由が利き、丈が短いため軽量になります。脱ぎ履きに手間がかからないのも特徴的です。
丈が長いブーツになるとハイカットと言い、かなりがっちりとした見た目をしています。足首周りがしっかりと保護され、靴のソールやアッパーも丈夫な作りで重い靴が多いです。編上げが主流ですが、ファスナーをサイドに備えて脱ぎ履きを容易にしたものもあります。
ローカットとハイカットの中間になるのがミドルカットで、丈の長さの見た目がローカットとハイカットの中間くらいです。足首周りをある程度保護してくれ、ハイカットに比べて丈が短く比較的軽量です。街用・山用や使用場面を問わず、タクティカルシューズやトレッキングシューズなどで良く見られる丈の長さです。
ポイント2、ソールの固さ
重い荷物を持って運んだり、急傾斜を登ったりする場面ではソールが固い靴が有利です。
靴を履いた際、真っ先に気になりやすいのがソールの固さです。ソールが固いと足裏の踏ん張りがなくても、つま先は利かせ易いです。そのため、重い荷物を持って歩くときの足裏の疲れを軽減したり、岩場を歩くときに面積の小さい足場に足を乗せる時につま先立ちしやすくしたりします。また、ソールが固いと地面がゴツゴツしていても、アウトソールの何処かしらの部分で立つことが出来るため、足が地面にもって行かれ難いのもメリットの一つです。
一方でソールが柔らかいと、平坦な地形で足を蹴りだしやすかったり、走りやすかったりします。また、ソールが柔らかいとアスファルトやコンクリート、鉄板の様な固い地面の上で歩いたり走ったりするときの衝撃を吸収してくれ、疲労の軽減に繋がります。
ポイント3、アウトソールの形
ソールに引き続き、アウトソールを見ていきたいと思います。アウトソールは大きく分けて、溝が深いものと浅いものとに分ける事が出来ます。アウトソールの溝が深い靴は石や岩などゴツゴツした不整地で、溝が浅い靴は砂地やツルツルした整地に向いています。
溝が深いアウトソールは、地面がゴツゴツしていて平面ではない場所で、溝が深くまでゴツゴツを捉えてくれることで地面を捉えます。一方、溝が浅いアウトソールは、平面な地面との接地面を増やすことで、アウトソールと地面との摩擦を増やし、滑り難くしてくれます。舗装されたりツルツルしたりした場所では溝が浅く狭い方が、グリップが利きます。しかし、平坦な砂地などで砂が目詰まりし難い様に、溝が広くなっている物がグリップが利きやすいです。
ポイント4、防水性能の有無
防水性能があると雨が降る環境下でも靴の中が濡れませんが、長時間の着用時や激動時に靴の中が蒸れやすい傾向にあります。一方で、防水性能が無い場合は少しの雨でも靴の中が濡れますが、通気性が良いため長時間の着用でも蒸れ難いです。ランニングシューズなどは発汗が多い為、メッシュ生地の通気性がいい靴が多いですよね。
ポイント5、足形
同じサイズの靴でもメーカーによって大きく異なるのが、足形です。足の幅やつま先の広さ、甲の高さなどなどメーカーによって異なる部分が多々あるので、靴選びは是非ご来店してご試着頂きたいです。
◎機能毎に店頭にある靴をご紹介します!
これまでご紹介したことを踏まえながら、店頭にある靴を見ながら、それぞれの靴をどのような用途に使う事が出来るかご紹介していきたいと思います。
≪登山やトレッキングにおすすめの靴≫
1、テント泊の登山でも足をサポート「バスク サーガ」
バスクのバックパッキングカテゴリーシューズである「サーガ」は、ソールがしっかりした作りで、地面が整えられていなくても歩行をサポートしてくれます。軽量で耐久性に優れたメッシュアッパーになっています。バスクのオールマウンテンブーツです。
2、ファスト&ライトを実現する「バスク インヘイラーⅡ」
バスクのインヘイラーⅡは、アウトソールにビブラムのメガグリップを使用し良好な踏破性を持つハイキングカテゴリーのシューズでありながら、軽量化とつま先及び踵のベンチレーョンにより、ライト&ファストというスタイルで力を発揮してくれます。
≪タウンユースにおすすめの靴≫
3、軽くてスタイリッシュな「ヴィクトス ジョニーコンバットブーツ」
アッパーのナイロンとシンサティックのコンボが斬新な6インチ丈のブーツです。リア部にあるジッパーは脱ぎ履きを容易にするというよりは、楽にしたい時にブーツを脱ぐまではいかない時ジッパーを下げることで足首の可動範囲が拡がりリラックスすることができます。独特なスタイリッシュさが特徴的です。
≪ちょっと変わりダネ≫
4、スタイリッシュなつま先鉄心入りシューズ「リーボック オールテレインワーク」
つま先にSTEEL SAFETY TOEが内臓されたスタイリッシュなワークシューズです。インソールはMemoryTech Footbedというふかふかしたネオプレーン素材を採用しています。アウトソールはFlex Groovesを採用しコンクリートや泥、岩、オイルの上でも滑りにくいパターンを使用しています。
5、濡れるなら濡らしてしまえ「アルタマ OTBブーツ」
シューズ内の水分を速やかに吸い上げるメッシュライニング素材など、水中からの上陸作戦を行う特殊部隊のために開発されたOTBシューズです。ほぼ世界中の軍隊が使用しているダイビングフィンにフィットするシューズの形になっています。両側面にデザインされた排水用ドレンポートは、シューズが曲がった際に水が排出される設計のほか、水を吸収しないポリウレタン製インソールを採用しており、水中から陸上へと万能に使える靴です。また、アウトソールは平面的で接地面が多く、滑り難くしているのが特徴的です。通気性抜群ですが、水たまりに足を入れたら靴の中が直ぐ浸水します。
ファントムAKIBAラジ館店には、まだご紹介出来ていない靴が他にたくさんあります。靴選びにお悩みの際は、是非スタッフにお声かけ下さい。
※ご紹介のシューズはファントムAKIBAラジ館店のみで取り扱っている商品、ファントム各店で取り扱っている商品とがございます。お取り扱いに関しましては、直接各店舗へお問い合わせくださいませ。
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昨年に、靴の選び方をご紹介してから、ラジ館店で取り扱っている靴には新たなラインナップが増えています。そこで今回は、前回ご紹介した靴を選ぶときに気にかけたいポイントを切り口を変えながら改めてご紹介し、靴の選び方についてどのような用途と視点で選ぶと良いか、新しい靴のラインナップをご紹介しながら見ていきたいと思います。タクティカルシューズやトレッキングシューズは作りがしっかりしているので、アクティブな活動場面できっと活躍してくれますよ。
※靴を試着するときに注意したいこともよろしければご覧ください。
→「やらないと損!靴を選ぶときに注意したい厳選5項目【ラジ館】」
◎靴選びで見たい簡単な5つのポイント
ポイント1「丈の長さ」
まず一番わかりやすく靴の見た目に違いの出る、丈の長さからご紹介していきます。
一番丈が短いローカットは、馴染のある見た目だと思います。足首の自由が利き、丈が短いため軽量になります。脱ぎ履きに手間がかからないのも特徴的です。
丈が長いブーツになるとハイカットと言い、かなりがっちりとした見た目をしています。足首周りがしっかりと保護され、靴のソールやアッパーも丈夫な作りで重い靴が多いです。編上げが主流ですが、ファスナーをサイドに備えて脱ぎ履きを容易にしたものもあります。
ローカットとハイカットの中間になるのがミドルカットで、丈の長さの見た目がローカットとハイカットの中間くらいです。足首周りをある程度保護してくれ、ハイカットに比べて丈が短く比較的軽量です。街用・山用や使用場面を問わず、タクティカルシューズやトレッキングシューズなどで良く見られる丈の長さです。
ポイント2、ソールの固さ
重い荷物を持って運んだり、急傾斜を登ったりする場面ではソールが固い靴が有利です。
靴を履いた際、真っ先に気になりやすいのがソールの固さです。ソールが固いと足裏の踏ん張りがなくても、つま先は利かせ易いです。そのため、重い荷物を持って歩くときの足裏の疲れを軽減したり、岩場を歩くときに面積の小さい足場に足を乗せる時につま先立ちしやすくしたりします。また、ソールが固いと地面がゴツゴツしていても、アウトソールの何処かしらの部分で立つことが出来るため、足が地面にもって行かれ難いのもメリットの一つです。
一方でソールが柔らかいと、平坦な地形で足を蹴りだしやすかったり、走りやすかったりします。また、ソールが柔らかいとアスファルトやコンクリート、鉄板の様な固い地面の上で歩いたり走ったりするときの衝撃を吸収してくれ、疲労の軽減に繋がります。
ポイント3、アウトソールの形
ソールに引き続き、アウトソールを見ていきたいと思います。アウトソールは大きく分けて、溝が深いものと浅いものとに分ける事が出来ます。アウトソールの溝が深い靴は石や岩などゴツゴツした不整地で、溝が浅い靴は砂地やツルツルした整地に向いています。
溝が深いアウトソールは、地面がゴツゴツしていて平面ではない場所で、溝が深くまでゴツゴツを捉えてくれることで地面を捉えます。一方、溝が浅いアウトソールは、平面な地面との接地面を増やすことで、アウトソールと地面との摩擦を増やし、滑り難くしてくれます。舗装されたりツルツルしたりした場所では溝が浅く狭い方が、グリップが利きます。しかし、平坦な砂地などで砂が目詰まりし難い様に、溝が広くなっている物がグリップが利きやすいです。
ポイント4、防水性能の有無
防水性能があると雨が降る環境下でも靴の中が濡れませんが、長時間の着用時や激動時に靴の中が蒸れやすい傾向にあります。一方で、防水性能が無い場合は少しの雨でも靴の中が濡れますが、通気性が良いため長時間の着用でも蒸れ難いです。ランニングシューズなどは発汗が多い為、メッシュ生地の通気性がいい靴が多いですよね。
ポイント5、足形
同じサイズの靴でもメーカーによって大きく異なるのが、足形です。足の幅やつま先の広さ、甲の高さなどなどメーカーによって異なる部分が多々あるので、靴選びは是非ご来店してご試着頂きたいです。
◎機能毎に店頭にある靴をご紹介します!
これまでご紹介したことを踏まえながら、店頭にある靴を見ながら、それぞれの靴をどのような用途に使う事が出来るかご紹介していきたいと思います。
≪登山やトレッキングにおすすめの靴≫
1、テント泊の登山でも足をサポート「バスク サーガ」
バスクのバックパッキングカテゴリーシューズである「サーガ」は、ソールがしっかりした作りで、地面が整えられていなくても歩行をサポートしてくれます。軽量で耐久性に優れたメッシュアッパーになっています。バスクのオールマウンテンブーツです。
2、ファスト&ライトを実現する「バスク インヘイラーⅡ」
バスクのインヘイラーⅡは、アウトソールにビブラムのメガグリップを使用し良好な踏破性を持つハイキングカテゴリーのシューズでありながら、軽量化とつま先及び踵のベンチレーョンにより、ライト&ファストというスタイルで力を発揮してくれます。
≪タウンユースにおすすめの靴≫
3、軽くてスタイリッシュな「ヴィクトス ジョニーコンバットブーツ」
アッパーのナイロンとシンサティックのコンボが斬新な6インチ丈のブーツです。リア部にあるジッパーは脱ぎ履きを容易にするというよりは、楽にしたい時にブーツを脱ぐまではいかない時ジッパーを下げることで足首の可動範囲が拡がりリラックスすることができます。独特なスタイリッシュさが特徴的です。
≪ちょっと変わりダネ≫
4、スタイリッシュなつま先鉄心入りシューズ「リーボック オールテレインワーク」
つま先にSTEEL SAFETY TOEが内臓されたスタイリッシュなワークシューズです。インソールはMemoryTech Footbedというふかふかしたネオプレーン素材を採用しています。アウトソールはFlex Groovesを採用しコンクリートや泥、岩、オイルの上でも滑りにくいパターンを使用しています。
5、濡れるなら濡らしてしまえ「アルタマ OTBブーツ」
シューズ内の水分を速やかに吸い上げるメッシュライニング素材など、水中からの上陸作戦を行う特殊部隊のために開発されたOTBシューズです。ほぼ世界中の軍隊が使用しているダイビングフィンにフィットするシューズの形になっています。両側面にデザインされた排水用ドレンポートは、シューズが曲がった際に水が排出される設計のほか、水を吸収しないポリウレタン製インソールを採用しており、水中から陸上へと万能に使える靴です。また、アウトソールは平面的で接地面が多く、滑り難くしているのが特徴的です。通気性抜群ですが、水たまりに足を入れたら靴の中が直ぐ浸水します。
ファントムAKIBAラジ館店には、まだご紹介出来ていない靴が他にたくさんあります。靴選びにお悩みの際は、是非スタッフにお声かけ下さい。
※ご紹介のシューズはファントムAKIBAラジ館店のみで取り扱っている商品、ファントム各店で取り扱っている商品とがございます。お取り扱いに関しましては、直接各店舗へお問い合わせくださいませ。
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