東京都練馬区にある陸上自衛隊広報センターの訪問レポート。
マスコットキャラの「りっくん」の名を取って「りっくんランド」の愛称もあるらしい。

入館料は無料!!。エントランスからはいると「守りたい人がいる・陸上自衛隊」のロゴマークが。

順路は2階へ。陸上自衛隊のあゆみ・遺産、と言うことで資料展示。

1952年の警察予備隊発足からの歴史が紹介されている。

様々な国内外の活動が絵画となって飾られている。

壁の大きな歴史年表に埋め込まれるようにして制服を着た6インチフィギュアが!! ちなみに写真は70式冬服。

世界平和を願うオブジェがあったりする。

2階から階下を見下ろすと、AH1Sや90式の展示がある1階スペースが展望できる。

階段上から。90式戦車のこのアングルはなかなか珍しい。

90式戦車で使用する120mmTKG対戦車りゅう弾砲。

すぐ脇の壁にはスペックを紹介するPCが設置。90式戦車は重量約50t、全長9.8m、全幅3.4m、最高速度約70km、水冷2サイクル10気筒ディーゼル機関、1,500PS/2,400rpm、日本製鋼所製120mm滑空砲*1、12.7mm重機関銃*1、7.62mm車載機関銃*1、三菱重工製。

展示ルーム中央に鎮座するAH-1S。愛称はコブラ。昭和59年度に国産初号機が導入。全長16.16m、乗員2名、最大速度315Km/h、機体制作富士重工、エンジンは川崎重工製。

コブラの後方から。

翼下に装備される武装は対戦車ミサイルTOW(手前)、70ミリロケット弾(奥)

70ミリ空対地ロケット弾。

機種に装備されるM197 3銃身20mm機関砲。パイロットの視線に追従して連動する。

20mm機関砲用弾薬。最大搭載数は750発。

AH-1Sの後継機として平成17年度末に就航予定のAH-64アパッチ攻撃ヘリコプターの模型が展示されていた。

偵察用オートバイの展示も。ホンダのXLR250R。乗員1名、重量121kg、最高速度135km/h。

2000ポンド級爆弾。

上から
89式 5.56mm小銃/愛称バディー、5.56mm機関銃/愛称ミニミ、74式 車載7.62mm機関銃。

91式携帯地対空誘導弾。愛称ハンドアロー。

個人装備も展示多数。

防護マスク4型と、ガス検知器2型。

空挺服装。空挺隊員の降下時の服装。主傘が開かなかった場合は予備傘を開いて降下する。空挺用88式鉄帽、戦闘背のうを前に装着している。

吹き抜けの天井からつるされた落下傘にこのマネキンが付けられている。

戦闘用防護衣。防護マスクと併用して身体を完全に覆い、化学剤、放射性物質及び、生物剤の身体への付着、浸透を防止する。素材には、通気性のある繊維状活性炭布を使用している。

戦闘装着セット。戦闘時の一般的な服装。日本国土特有の植生に合わせた迷彩パターンに加え、難燃性の素材に可視、赤外線に対する偽装が施されている。

背のうや防弾チョッキなどが展示されていて着ることもできる。

ヘルメットやブーツなどの展示も。

実際に空挺傘と戦闘背のうをしょってみた。計30kg超、重い。コレに加えて小銃や防弾チョッキを着込むかと思うと…。

さらにコスプレしたい人には戦闘服の衣装貸し出しもある。

AH-1Sの飛行体験ができるフライトシミュレーター。
定員2名。110cm未満のお子様は乗れません。

スクリーンに実写が投影され、油圧サスでバーチャルな飛行射撃体験が約2分間、楽しめる。

3Dシアターでは3本の映画が上映されていた。偏光グラスの3Dメガネと振動式の座席で迫力ある映像が楽しめる。

上映内容は、主要装備の勇士、実録レンジャー訓練、精鋭の3本。各20分程度の内容で円谷プロが制作しているものもあった。

射撃シミュレーター。攻撃ヘリか戦車を選択し、制限時間内にどれだけ多くの敵を撃破できるか、という内容。一応3Dだが、ゲームのクオリティとしては旧世代の遺物って感じ。終了時にスコアレシートを発行したりする。

コマンド適正テスト。初級か、上級コースを選択し、数ある問題の中から3問が質問される。では実際にやってみましょう。上級コースの1問目。

2問目。

3問目。どうでしたか? 答えは自分で調べてね。ファントムのサイト内にも答えはあります。

展示ゾーンから屋外に出ると地下指揮所への階段が。

地下指揮所の中はこんな感じ。

さらに屋外には車両の展示が。

74式 自走105mmりゅう弾砲。
乗員4名、重量16.5t、全長5.8mm、速度50km/h、105mmりゅう弾砲*1、12.7mm重機関銃M2*1、日本製鋼所(砲・砲塔)、小松製作所(車体)

74式 戦車。
乗員4名、重量約38t、全長9.41m、最高速度53km/h、行動距離約300km、105mm戦車砲*1、12.7mm M2機関銃*1、74式車載7.62mm機関銃*1、三菱重工製。

96式、装輪装甲車、愛称クーガー。
乗員10名、重量約14.5t、全長6.84m、最高速度100km/h、移動距離約500km、96式 40mm自動てき弾銃または、12.7mm重機関銃*1、小松製作所製。

89式 装甲戦闘車、愛称ライトタイガー。
乗員10名、重量26.5t、全長6.8m、最高速度約70km、移動距離約400km、35mm機関砲*1、74式車載7.62mm機関銃*1、79式対舟艇対戦車誘導弾発射装置*2、車体砲塔制作は三菱重工。

87式 自走高射機関砲、愛称スカイシューター。
乗員3名、全長7.99m、重量約38t、速度約53km/h、35mmエリコンKDA高射機関砲*2、車体制作は三菱重工。

94式 水際地雷敷設装置。
乗員3名、重量16t(空車)、最高速度50km/h、水上11km/h(水中プロペラ推進)、日立造船製。

売店の「さくら」。自衛隊グッズ類やお土産を販売している。

自衛隊限定販売の撃せん、すき焼きハンバーグの保存パック戦闘食、保存チョコレートなどを買ってみた。
陸上自衛隊広報センター(りっくんランド)
〒178-8501 東京都練馬区大泉学園町
TEL 048(460)1711
■入館無料 手続き無しで自由に入館できます。
■開館時間 午前10時~午後5時
■休館日
月曜日、第4火曜日(祝日にあたる場合は翌日)
年末年始(12月28日~1月4日)
■駐車場 一般乗用車40台(臨時駐車場有) バス5台

■交通案内

お車:東京外環自動車道「和光インター」から約1.5km(3分)
電車:東武東上線(有楽町線)「和光市駅」から約1.5km(徒歩15分)

 
Report by YAS
https://www.blog.phantom-web.com/wp-phantom-blog/wp-content/uploads/2016/10/title-13.jpghttps://www.blog.phantom-web.com/wp-phantom-blog/wp-content/uploads/2016/10/title-13-150x150.jpgphantomレポート東京都練馬区にある陸上自衛隊広報センターの訪問レポート。 マスコットキャラの「りっくん」の名を取って「りっくんランド」の愛称もあるらしい。 入館料は無料!!。エントランスからはいると「守りたい人がいる・陸上自衛隊」のロゴマークが。 順路は2階へ。陸上自衛隊のあゆみ・遺産、と言うことで資料展示。 1952年の警察予備隊発足からの歴史が紹介されている。 様々な国内外の活動が絵画となって飾られている。 壁の大きな歴史年表に埋め込まれるようにして制服を着た6インチフィギュアが!! ちなみに写真は70式冬服。 世界平和を願うオブジェがあったりする。 2階から階下を見下ろすと、AH1Sや90式の展示がある1階スペースが展望できる。 階段上から。90式戦車のこのアングルはなかなか珍しい。 90式戦車で使用する120mmTKG対戦車りゅう弾砲。 すぐ脇の壁にはスペックを紹介するPCが設置。90式戦車は重量約50t、全長9.8m、全幅3.4m、最高速度約70km、水冷2サイクル10気筒ディーゼル機関、1,500PS/2,400rpm、日本製鋼所製120mm滑空砲*1、12.7mm重機関銃*1、7.62mm車載機関銃*1、三菱重工製。 展示ルーム中央に鎮座するAH-1S。愛称はコブラ。昭和59年度に国産初号機が導入。全長16.16m、乗員2名、最大速度315Km/h、機体制作富士重工、エンジンは川崎重工製。 コブラの後方から。 翼下に装備される武装は対戦車ミサイルTOW(手前)、70ミリロケット弾(奥) 70ミリ空対地ロケット弾。 機種に装備されるM197 3銃身20mm機関砲。パイロットの視線に追従して連動する。 ...ミリタリーサープラス・アウトドアグッズショップ ファントムブログ