サバゲ戦記 フィリピン出張編
全国1,500万人のサバゲファンの皆様こんにちは! サバゲシーズン到来ですね。 元気にゲームを楽しんでいますか!? ちょっとお休みしていたサバゲ戦記ですが、今回はちょっと志向を変えて外伝Part2として、2月に行ってきた射撃ツアーのレポートを紹介させていただきます。場所は常夏の国フィリピンです。フィリピンはアメリカの大きな空軍基地があったところで、ベトナム戦争当時は日本同様重要な軍事拠点でした。現在は軍事事情の変化に伴いアメリカ空軍基地は閉鎖され、独自の保安環境が整っています。しかしCOLTのライセンス生産をしていたり、銃器の所持が認められていたりとシューティングを楽しむ人口はかなり多いのです。今回は友人の親戚にあたるフィリピン警察のCAPTEN・サラマットさんが案内してくれるという事となり、おじゃましてきました。彼は元SWATという経歴の持ち主で現在は主に銃器に関する犯罪捜査を行なっているそうです。ラッキーな事に今回は彼から直接シューティングを教えてもらう事ができました。 (素人写真なので多少ボケていたりはご勘弁くださいね) |
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![]() フィリピンではやはりジプニー(ジープのような形をした路線バス)とこのトライシクル(サイドカー付きのタクシー)が有名です。気温は冬のこの時期でも日中31℃です。 |
![]() フィリピン ケソン市警察の犯罪研究部所です。入るには当然ゲートでの厳しいチェックが必要でした。 |
![]() Mr.サマラット(現地語でTHANK YOUの意味らしいです)の銃器犯罪オフィス。 |
![]() 様々な押収品銃器や弾丸などの模型がずらりと並んでいました。グレネード弾の見本にはちょっとビックリです。 |
![]() 押収品のM4カービンを出してきてくれました。なんとマガジンには5.56mmの実包入りです。「装填はしないでね♪」と注意されかなりビビリました。押収品の文字は撮影の為ガムテープで隠してくれました。 |
![]() M4カービン(ベビーアーマライトと言っていた)の部分写真。ピンボケ写真で申し訳ないのですが、ライセンス製造のサイドワインダーマークが入っています。 |
![]() いよいよシューティングレンジです。事故の無い様基本的な動作を教えてもらいました。映画のリーサルウェポンとかで見た場所と同じです。 |
![]() まずはGLOCK 17です。弾は9mmで16発入ります。映画「追跡者」でトミー・リー・ジョーンズが「FBIならグロックを使え」と言っていたのを思い出してかなり興奮! |
![]() サバゲと同じくゴーグルは必要です。飛び散った火薬が目に入らないようにです。あとイヤープラグは絶対必要です。想像以上の轟音です。 |
![]() 10年ぶりの射撃なので、まずはレンジ中ほど、10Mぐらいの近距離ターゲットに向けて射撃開始! |
![]() 外観はいつも使っているガスガンと変わりは無いが、初弾装填のスライドは意外と重い印象。慎重にサイトを合わせ、セイフティー一体の独特のトリガーを引くと「ガ-ン!!」と轟音と共にやや上方向に感じる反動と共にマズル付近に空けられた2ケ所のハイダーから炎が噴射!すごい迫力です。 |
![]() 次は憧れのSTI EDGE 38 SUPERです。銀色のBODYがなんともコンペティショ~ン! |
![]() 今回一緒に行った仕事関係の友人、Mr.Tも興奮気味。目が血走っています。 |
![]() グロックを40発ほど撃った後だったので、以前東京マルイの佐伯さん、田辺さんに教えてもらったコンバット・シューティングみたいな事もやって見ました。 |
![]() 今回トライした2丁です。 ターゲットもレンジ最大の約25mほど離してトライしました。このEDGEはフロントサイトには蛍光グリーンのポイントがされていて、すごく狙いやすかったです。反動も先ほどのグロックよりもニュートラルな感じですごく撃ちやすい銃でした。指導の成果もあって満足のグルーピングです。 |
![]() 次はなんとCAPTEN サマラットが普段使用しているCOLT MkIVを貸して戴いてしまいました。先のGUNと違い使い込んで整備しているリアルな迫力が伝わってきます。 45CALは想像していたよりもかなり扱いやすい印象。キックバックも先の2丁よりも気持ち強い程度。なれれば片手でも十分射撃できそうです |
![]() CAPTEN サマラットのデモンストレーション。彼は警察でシューティングの指導もしており、数々のコンペティションで優秀な成績を残しているという事です。構えたGUNが全くぶれなかったのが印象的でした。 |
![]() 彼の腰に付けていたマガジンから取り出して見せてくれたバレット。青い弾頭の物は中に細かな鉄粒が無数に入っており、被弾すると体内で拡散し血管他にまで進入し、生存率30%。赤い弾頭の物は大粒の鉄粒が体内で炸裂し生存率0%といっていました。その他ハローポイントなど強烈な弾丸を常に携帯しているそうです。 |
フィリピンは銃の所持はライセンス制で許可されています。一般の人もシューティングを楽しんでいるのは羨ましい限りでした。 一方銃器を使った犯罪も多く、密造銃などは特に厳しく取り締まっているという事です。 今回の射撃は200発ほど撃てた満足感もありましたが、現職の方に指導頂けたのは幸運でした。日頃サバイバル・ゲームで射撃をしていた事もあり、思っていたより的に当たり大満足。実銃での戦闘は経験する事はありませんが、ガスガンでのシューティングと実銃のシューティングに大きな差は無いように感じました。ガスガンだとつい安全面で気を緩めてしまいがちですが、今回の体験は今後のサバイバル・ゲームにも十分生かされると思います。機会があればみなさんも是非一度実弾射撃を体験される事をお薦めします。最後にご協力頂いたCAPTEN サマラット始め関係者の方にお礼申し上げます。それでは皆さん!怪我に気を付けてレッツ・エンジョイ・サバイバルゲーム!! (文責:ザキ☆ヤマ) |
